固いさつまいもを驚きの調理法で絶品料理に!意外と美味しい簡単アレンジ5選
買ってきたさつまいもを楽しみにしていたのに、いざ切ってみたら「なんだか固い…」。そんな経験はありませんか?固いさつまいもは調理しづらく、口当たりも悪くなりがちですが、実は調理の仕方でとても美味しく食べられるようになります。本記事では、固いさつまいもの原因から正しい柔らかく調理する方法、そして絶品さつまいもレシピまで、詳しくご紹介します。
固いさつまいもは捨てないで!まず原因と特徴を知ろう
なぜさつまいもが固くなってしまうのか?
さつまいもが固くなる原因にはいくつかの要因があります。主な理由は以下の通りです。
- 品種の違い:ホクホク系としっとり系があり、ホクホク系は加熱不足だと固く感じやすい。
- 加熱時間不足:低温でじっくり加熱しないとデンプンが糖に変わらず、固いまま。
- 保存方法:冷蔵庫で長期間保存すると水分が抜け、繊維質が強調されて固くなる。
- 収穫直後:収穫してすぐは糖化が進んでおらず、甘み・柔らかさが不足している。
固いさつまいもでも食べられる?味や栄養は変わるの?
固くてもさつまいもは基本的に食べられます。味や栄養価が大きく落ちることはなく、食物繊維、ビタミンC、カリウムなどはしっかり含まれています。ただし、加熱不足の場合は甘みが少なく食感もパサつくため、調理方法を工夫する必要があります。
柔らかくするならコレ!失敗しない加熱&下ごしらえ
電子レンジでホクホク食感に戻す方法
固いさつまいもを手軽に柔らかくするには電子レンジが便利です。さつまいもを濡らしたキッチンペーパーで包み、その上からラップをかけて加熱します。500Wで3〜5分加熱したら、裏返してさらに3〜5分。途中で竹串を刺してみて、スッと通れば完成です。
一度茹でてあるものをレンチンして柔らかくするときは上記の時間より短く、さつまいもの状態を見ながら加熱してください。
蒸し器や炊飯器を使ったふっくら仕上げテク
蒸し器を使う場合は水をしっかり沸騰させてからさつまいもを入れ、30〜40分ほど蒸します。炊飯器なら、さつまいもと水(100〜150ml程度)を入れて普通炊き。保温状態でしばらく置くと、じんわりと熱が入り柔らかくなります。
最近の私はこの炊飯器で調理する方法にはまっています。この時、ほんの少し塩を入れて炊くとサツマイモに味がしみて、そのままでたべても、調理をしてもより食べやすくなりますよ。
固いまま調理する場合の注意点
固いまま調理するときは、必ず薄切りや小さめの角切りにして火の通りを早めましょう。また、油で炒めるときは弱火でじっくり加熱しないと中まで火が通らず固さが残ります。
驚くほど美味しい!固いさつまいもの簡単リメイク5選
ホクホク感復活!濃厚スイートポテト
固いさつまいもは電子レンジや蒸し器・炊飯器で柔らかくし、マッシャーで潰してバター、砂糖、牛乳を加えます。耐熱容器に入れてオーブンで焼けば、甘くてホクホクのスイートポテトが完成します。
耐熱容器がないときは、アルミホイルをお皿のようにして、その中にマッシュして味付けしたサツマイモを入れて焼くと一人分づつの量で出来上がるので、子供のおやつとかに最適です。
焼く前に表面に溶き卵を刷毛で塗っておくと市販のスイートポテトのように表面にツヤが出て目でも楽しめます。
もちろん急ぐときは焼かずに小鉢に入れて、そのまま食べても美味しいですよ。私は焼かないときは横にバニラアイスを置いてさらに美味しくしています。
香ばしさUP!フライパン焼き芋風アレンジ
輪切りにしたさつまいもをフライパンに並べ、少量の水とフタをして弱火で蒸し焼きに。最後にフタを取り、水を飛ばして両面を香ばしく焼けば、焼き芋風の香りが楽しめます。
甘じょっぱさがクセになる!バターしょうゆ炒め
細切りにしたさつまいもをバターで炒め、しょうゆとみりんで味付け。甘さと塩気が絶妙に絡み合い、おかずにもおつまみにもぴったりです。
この料理のデメリットはとにかく細切りにするのが硬くて大変!水にぬらしたキッチンペーパーでつつみ、ラップし、2~3分程度レンチンしてから切ると楽になります。
パリパリ食感!お弁当にぴったりのさつまいもチップス
薄くスライスしたさつまいもを低温の油でじっくり揚げ、塩をひとつまみ。冷めてもパリパリ食感が続くので、お弁当やおやつにおすすめです。
寒い日にぴったり!ポタージュスープへの変身
固いさつまいもを小さく切り、玉ねぎと一緒に炒めた後、スープで煮込みます。ブレンダーでなめらかにし、牛乳や豆乳を加えれば、やさしい甘みのポタージュに。
味付けはお好みでコンソメや塩・胡椒がおすすめです。
甘みが無いサツマイモの時はほんの隠し味程度の砂糖を加えるとお子様でも喜んで食べてくれます。
家族が喜ぶ!固いさつまいも活用メニュー
子ども向けやさしい甘さのアレンジ
砂糖を控えめにし、自然な甘さを活かしたスイートポテトやポタージュは、子どもにも食べやすいメニューです。離乳食後期には柔らかく煮てつぶせばOK。
忙しい日に助かる時短おかずアレンジ
レンジ加熱後にバターと塩を振るだけのシンプル蒸し芋や、豚肉と炒めるだけの炒め物は、短時間で作れるのに満足度が高い一品です。
おやつ・軽食にも使えるアレンジ例
ホットケーキミックスに細かく切ったさつまいもを混ぜて焼けば、甘みと食感が楽しいパンケーキに。
焼かずに蒸せば蒸しパンになり、どちらもおやつや軽食にぴったりです。
固くならない!保存方法とリメイクしやすい下準備
常温・冷蔵・冷凍の保存方法と適した期間
- 常温:新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所で1〜2週間。
- 冷蔵:低温障害で甘みが減るため、基本的には避ける。猛暑の夏は新聞紙にしっかり包んだあと野菜室に保存が良いです。
- 冷凍:加熱後に小分けしてラップに包み、密閉袋に入れて1か月程度。
保存後もおいしく食べられる下ごしらえのコツ
冷凍保存する際は、加熱してから保存すると繊維質が柔らかくなり、解凍後も使いやすくなります。
リメイク用にカット・下茹でして保存する方法
スープや炒め物に使いやすい大きさに切ってから下茹でし、冷凍しておくと調理時間を大幅に短縮できます。
まとめ:固いさつまいもは工夫次第でごちそうに!
固いさつまいもは、原因を知って加熱方法を工夫すれば、驚くほど美味しくリメイクできます。電子レンジや蒸し器で柔らかくしたり、固さを活かしてチップスや炒め物にするのもおすすめ。保存方法を見直せば、次回からは固くなるのを防ぎつつ、料理の幅も広がります。ぜひ今日から試してみてください。