手間いらずでやさしい味わい♪フライパンで作る簡単茹で魚の楽しみ方

料理

魚を茹でて食べるという新習慣

魚をもっと食べたい。でも、焼いたり揚げたりするのは手間がかかって後片付けも面倒…。そんな方におすすめなのが「魚を茹でて食べる」というシンプルな調理法です。実は、茹でるだけで魚は驚くほどおいしく、しかも後片付けも楽ちん。日々の食卓に魚を手軽に取り入れるための、新しい習慣としておすすめです。

魚を茹でるメリットとは?

魚を茹でて食べる最大の魅力は、調理も後片付けもシンプルなこと。焼き網やグリルの掃除が不要で、匂いも少なく、キッチンが汚れにくいのがうれしいポイントです。フライパン1つで完結するので、洗い物も最小限。油を使わないのでヘルシーで、ダイエット中や健康を気にする人にも向いています。

フライパン1つでできる!後片付けがラクな理由

魚を焼いたあとのグリル掃除、こびりついた網を洗うのは一苦労。これを想像しただけで、魚料理はまた今度に…と思ってしまいます。でも茹で魚なら、フライパンだけで調理が完了します。調理中に跳ねる油もないのでコンロまわりも汚れません。調理後の洗い物が減ることで、食後の負担もぐっと軽くなり魚料理が面倒でなくなります。

魚を茹でる基本の手順

必要な材料と道具

使うのはたったこれだけ:

  • フライパン
  • 水 200ml〜300ml程度 (魚がきちんと浸るくらい)
  • 料理酒 大さじ1〜2
  • 魚(切り身でも丸ごとでもOK)

この他、お好みで生姜やねぎなどの香味野菜を加えると、臭みが取れてさらにおいしくなります。

グラグラ煮立てないのが美味しさのコツ

まず、フライパンに水と料理酒を入れて中火で温めます。沸騰したら弱火にし、魚をそっと入れましょう。ここで大切なのが、「グラグラ煮立てないこと」。沸騰した状態で魚を茹でると、身が崩れてしまったり、パサついた仕上がりになってしまいます。小さな泡が出る程度の火加減で、静かに火を通すのがポイントです。

また、茹でているときに出てきたアクは丁寧に取り除きましょう。出来上がりの味が変わります。

加熱時間の目安は、切り身であれば2〜5分程度。中がナマで無ければ出来上がりです。

どんな魚が茹でるのに向いている?

おすすめの魚と下処理のポイント

茹でるのに向いている魚は、次のような種類がありますが、基本どんな魚でもおいしく出来上がります。:

  • タラ、カレイ、タイなどの白身魚
  • サバ、サンマ、イワシなどの青魚(臭み取りに生姜がおすすめ)
  • サケ(定番で扱いやすい)、ぶり、アジの干物

魚はなるべく新鮮なものを使いましょう。下処理としては、塩を軽く振って5分ほど置き、出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ると臭みが抜けて仕上がりがよくなります。

我が家の人気は、塩サケやアジの干物など。
少し塩味が付いたものの方が出来上がりがふんわりとして、塩気も柔らかくなって美味しいと好評です。


また、茹で上がった後、湯を捨てたフライパンで少しだけ焼き色を付けるのも、焼き魚より身がふんわりとするので家族に人気です。

茹で魚をもっと楽しむ食べ方の工夫

簡単なタレや薬味のアイデア

茹で魚は素材の味がやさしく引き立つので、タレや薬味で変化をつけると飽きずに楽しめます。おすすめの味付けは以下の通りです:

  • ポン酢+大根おろし
  • ごま油+塩+ねぎ
  • しょうゆ+おろし生姜
  • オリーブオイル+塩+レモン

タレを変えるだけで、同じ魚でも全く違った味わいになります。

野菜と一緒に茹でるアレンジも

魚だけでなく、キャベツ、白菜、にんじん、ねぎなどの野菜も一緒に茹でれば、栄養バランスも整います。火の通りにくい野菜から順に入れていくのがコツ。最後に魚を加えれば、1つの鍋でメインも副菜も完成します。

汁が少なく、お好みのたれで食べるので、魚介の入った鍋とはまた別のおいしさがあります。

魚を茹でることで魚料理のハードルが下がる

「魚をもっと食べたい」を叶える第一歩

魚料理は難しい、面倒…そんなイメージを変えてくれるのが「茹でる」という方法です。焼き魚や煮魚に比べて簡単で、後始末も楽。忙しい平日の夕食や、お弁当のおかずにもぴったりです。シンプルに仕上がる分、味付けや盛り付けの工夫で食卓が楽しくなります。

毎日の食卓に魚を取り入れるコツ

まずは週1回、魚を茹でる日を決めてみるのもおすすめ。調味料を変えればバリエーションも広がり、家族の好みに合わせたアレンジも自由自在。焼く手間や後片付けに悩まず、健康的でおいしい魚料理を楽しんでみませんか?

また、刺身が余った時もこの方法でさっと煮ておくと長持ちして、その後たれで食べても美味しいし、別料理に使う事も出来るのでお勧めです。

まとめ:シンプルだけど奥深い、茹で魚の魅力

魚を焼かずに茹でて食べるだけで、料理のハードルはぐっと下がります。特別な道具もいらず、味付け次第でさまざまな楽しみ方ができるこの方法は、魚をもっと食べたいと思っている方にぴったりです。魚には、貴重な栄養素もたくさん含まれています。ぜひ「茹で魚」にチャレンジして魚が食卓に乗る回数を増やしてみてください。

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